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新たに国際市場向けコンフィギュレーション
F-15戦闘機「F-15サイレントイーグル」を初公開
2009年3月17日 セントルイス発 ボーイングは本日、国際市場における将来的ニーズに対応する新たなコンフィギュレーション設計F-15戦闘機「F-15サイレントイーグル(F-15SE)」を公開しました。

 

ボーイングのF-15プログラム担当バイス・プレジデントであるマーク バスは、「F-15サイレントイーグルは、コスト効率に優れたステルス性能や、大型で多様な兵器搭載など、国際市場のお客様が今後必要とされるニーズを先取りして設計されています。この革新的なサイレントイーグルは将来の生存性に対するニーズにも応えるバランスの取れた価格競争力の高い戦闘機です」と述べています。
 
サイレントイーグルは機体のコーティングや表面処理などでステルス性能を向上しているほか、コンフォーマルタンク(CFT:conformal fuel tank、密着型増加燃料タンク)を再設計して胴体内の兵器搭載を可能とするなど、米国外の顧客に高い価値をもたらす戦闘機です。
 
また、顧客はCFTを胴体内兵器搭載用にする新型か、あるいは兵器を胴体外部に装着して燃料搭載量を最大化する通常型かをミッションに応じて選択することが可能で、胴体内搭載兵器としては、AIM-9やAIM-120などの空対空爆弾、JDAM(Joint Direct Attack Munition)や小直径爆弾(SDB:Small Diameter Bomb)などの空対地ミサイルが含まれます。なお、現行F-15戦闘機で使用されている標準的兵器の搭載は、従来型のCFTで可能です。
 
同戦闘機の垂直尾翼は斜度をつけて取り付けられており、これにより空力効率の向上や揚力の付加、機体重量の低減に貢献。信頼性を向上し機体重量を低減するデジタル・フライト・コントロール・システムの搭載でさらなる空力性能の改善も図っています。
 
また、サイレントイーグルはBAEシステムズのデジタル電子戦システム(DEWS:Digital Electronic Warfare Suite)、レイセオンのアドバンスト電子走査アレイ(AESA:Advanced Electronically Scanned Array)レーダーを搭載、生存性も向上しています。
 
ボーイングはこの兵器の胴体内搭載を可能とする新型CFTコンセプトのプロトタイプの設計を既に完了しており、実際のミサイル発射を含めたフライトテストを2010年第1四半期までに実施する予定です。
 
なお、この胴体内部搭載システムのデザイン、開発、テストは、海外の航空宇宙企業各社とのパートナーシップの基で実施しています。
 
ボーイングの事業部門の1つである統合防衛システム(IDS)部門は、革新的かつ性能を重視したカスタマー・ソリューションを提供する世界有数の宇宙防衛企業であり、最も多くの機種を製造する世界最大の軍用機メーカーです。セントルイスに本拠を置く同部門は、320億ドルの売上規模を誇り、7万名の社員を擁します。